あまり空気を読まずに書いております。
そこを理解して読んでいただけると助かります。
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ディープ・ブルー(Wikipedia)
私は人工知能の研究をしている。 そういうとロボットの人格を作るのか?と言われそうだがそうではない。 私が属している研究分野の人間は そういったことにあまり興味はないようだ。 「人間よりも仕事がよくできるコンピュータを作りたい」 これが目標のようだ。 ここでのポイントは道具の域を越えないという点である。 簡単なテーマから難しいテーマへ 今は将棋や囲碁などの比較的ルールがはっきりしたものを扱っているが、 いずれは「これは人間でないと無理だろう」という分野に進出する。 それは芸術だったり、コミュニケーションだったり、 仕事そのものだったり(今でもエクセルのような仕事を補佐するものはあるが)、 政治だったりする。 その際に反感を受けることはこれまでの(チェスなどの)例を見れば容易に想像できる。 「できるはずがない。仮にできたとしても人間にはかなわない。」 この台詞は強いチェスのコンピュータを作るという話があったときに 専門家が言っていたものだ。 それから約50年(Claude E. Shannonがコンピュータがチェスをプレイする論文を出したのが1950年)で世界チャンピオンの座を奪った。 そのときに言われた言葉の中に 「ただ深く先を読んだだけじゃないか。結局今でもコンピュータに知性はない。」 というものがあるが はじめから知性をもつコンピュータを創造しようとはしていない。 人間の知性に挑戦したのではない。 人間の(チェスに対する総合的な)処理能力に挑戦したのだ。 我々は道具を作っているだけなのに 人間と性能比べをするときにプライドを賭けてくるのだ。 ハンマーと手のどちらが釘をしっかりと打ち込むことができるのかというときに 人間の尊厳を持ってこられても困る。 我々はそういう印象を受ける。 ハンマーを作ったのも使うのも人間なのに。 PR ![]()
無題
何が怖いんだろう?
「人工知能だ、ロボットだ」って言っても作ったのは人間で、それに愛情は持てないのかなって思う。 どっちがどれだけ有能だとか、感情を持っているとかいないとか。 まぁ、性能評価は大事だけれどもね。 「人間の道具だ」って思わないとやっていけない気持ちって何だろうって思うんだ。 人間なんて、そんな大したもんじゃないのにね。 今市長さんのニュースみてて、人間でいるのって嫌だなってうんざりしてるとこ。。
無題
コメントありがとございまする。
>>何が怖いんだろう? 「怖い」ですか・・・・ロボット達の反乱とかですか? 私はどこかの人間がロボットを使って反乱を起こす方がありそうかなと感じます。 現実問題としては人間の仕事をとられるでしょう。そういった意味で怖いと言えるかもしれません。 >>それに愛情は持てないのかなって思う。 外国人ですら信用しない人間にとってロボットなどは論外なのでしょうね。自分から遠いと信用しない人間はそれなりに存在すると思いますよ。 >>「人間の道具だ」って思わないとやっていけない気持ちって何だろう 私たちの事ですか?作っている人間にとって人工知能はただのプログラムです。エクセルと変わりません。人工知能が自分で自分を作る「自己組織化」の研究が進めばこの限りではないかもしれませんが。 >>人間でいるのって嫌だなってうんざりしてるとこ 悲しい話でしたね。 ![]() |
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1981/10/11
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ネットワークエンジニア(のはず)
自己紹介:
すみませんが、mixiの方を見てください。
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