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ファイナルファンタジーVII(以下FF7)

私が高校生になった1997年の春は
FF7が発売されてからしばらくたった後だったことを覚えている。
FF7はこれまで2DだったFFシリーズがはじめて3Dとなった節目となるゲームである。

2D→3D→・・・・→バーチャルリアリティと
これからゲームはどんどんリアルになっていくという流れを感じた。
そのような時代背景の中、私は漠然とゲームの最終地点は病気ではないかと考えた。

ここでの病気とはユーザーが現実よりもゲームを自分の居場所とすることを指す。
現実逃避との相異点は以下の通り。
  • 現実逃避:現実を否定していない。いずれは現実に戻ることをユーザーは認識している
  • ここでいう病気:現実よりも居心地がよいことから現実に戻ることを拒否する
しかし結論から言えばそういった病気は発生しなかった。
バーチャルリアリティが実現しなかったためである。
原因は以下の通り。
  • バーチャルリアリティ自体が困難である
  • ハードウェアが非常に高価である
  • リアルにすればするほどソフトの開発費が高騰する
しかし最近になってそういった病気が実在していることを知った。
それはMMORPG(ネットゲーム)である。
技術的にはあまり大したことはしていない。
通常のRPGをネットワーク上でつなげて「みんなのいる世界」を作っただけである。
このMMORPGにおいて熱中するあまり、現実は出稼ぎと言う人も表れた。

私もプレイした。
見た目は通常の3Dであったものの、初見ではかなりのリアリティを感じた。
どうもリアリティにおいて足りない部分は脳内で自動補完されるようだ。
あまりバーチャルリアリティにこだわる必要はなかったのかもしれない。

しかしこのMMORPGも万人が現実の代替物とするには不十分である。
しばらくやっていくうちにそれを理解した。それについてはいずれ書くことにする。
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趣味がネットゲームといいながらまったくゲームについて触れていなかったので書くことにする。

MMORPGとは平たく言えばドラゴンクエストやファイナルファンタジーをネットワークでつないで世界中のみんなと同じ仮想世界の中で冒険しましょうというものである。

従来のRPGとのもっとも大きな違いはプレイヤーが世界の中心ではないということである。
従来のRPGはユーザーひとりのために世界は用意される(電源を入れた瞬間に)。
それに対してMMORPGはユーザーは世界に存在する数多のプレイヤーのひとりであり、そのユーザーひとりがいなくてもサーバー上で仮想世界は動き続けている。

キャラクター全てに裏で操作しているユーザーが存在するので
RPGでは省略されていたキャラクター同士の人間関係があらわになってくる。

従来RPGでは多くの場合、主人公は戦士でありヒーラー(回復、補助担当者)はそれを助けるために存在した。ヒーラーは道具、奴隷でありそこに反抗はありえない。
しかしMMORPGでは下手な行動をすれば戦士であろうともヒーラーから反感を買うことになる。
そのあたりはヒーラーによる戦士への「肉」、「勇者」という蔑称があることから見て取れる。

「肉」は脳味噌が足りない、モンスターを見かければ脊髄反射で突っ込んで攻撃するだけの肉の塊という意味で「脳筋」などと似たニュアンスがある。
「勇者」は勇者気取りで自己中心的、自分が世界の中心で回りの人間は自分よりも格下だと思い込んでいる頭の悪い奴という意味である。

このように戦士はヒーラーの事を道具だと、ヒーラーは戦士の事を馬鹿だと潜在的に考え、時折衝突している。このあたりがリアルといえばリアル。

※ちなみに多くのMMORPGでは戦士だけのパーティでは十分な回復ができず全滅しやすく、ヒーラーだけのパーティでは攻撃力が全く足りずいつまでたってもモンスターを倒せないといったデザインになっている。なので半ば強制的に戦士とヒーラーは組むことになる。


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